Ruby on Rails チュートリアル をやってみた その1
Ruby on Railsの勉強をするにあたり、前回「CentOSにRuby on Railsをインストール - IxD's blog」で環境構築を行いました。
今回から、いよいよアプリを作成していきます。勉強にあたり今回はこのサイトにしました。
こちらを選んだ理由は、無料であることもさることながら、前回の記事で作成したRails4.2.xに対応していたことでした。
ちなみに、本記事のタイトルにある「その1」という部分はチュートリアル記事の章番号と連動させる予定ですが、場合によって複数に分けるかもしれません。また、基本的には躓いた点や気になった点のみ記載していくスタイルで行く予定です。
第1章 ゼロからデプロイまで | Rails チュートリアルを最初から読み進めることにしました。ここでも環境構築の話が出てきましたが前回で作成済なので簡単に読んで進めていきます。
1.2.1 開発環境にてCloud9を使用するよう記述がありますが、私は使用しないのでエディタやIDEは別途準備します。私はとりあえずVisual Studio Codeを使用することにしました。以前からEclipseを使用しているのでEclipseでもよかったのですが、新しいもの好きということもあって折角なので使ってみよう、といった程度の理由です。
1.3.1 Bundler、1.3.2 rails serverについても前回の記事執筆時に作業を終えている点だったので、内容自体は読みましたがこの手順は省略しています。
1.3.3 Model-View-Controller (MVC)では抽象的にMVCに関する記述があります。
1.3.4 Hello, world!から実際に手を動かすことになりますが、ここで躓いた点は特にありませんでした。
問題は1.4 Gitによるバージョン管理で、1.4.2 Gitのメリットまではその通り作業をしましたが、1.4.3 Bitbucketから1.5.4Herokuコマンドについては特に必要性を感じなかったため読む程度とし、飛ばしました。
あとは、1.6 最後にと1.7 演習を読み進めて今回は終了です。
次回、「Ruby on Rails チュートリアル をやってみた その2 - IxD's blog」は
をやっていきます。
CentOSにRuby on Railsをインストール
こちらの記事を参考にして作業を行いました。
当初は普段使用しているマシンへのインストールも考えましたが、容量が心もとなくなってきてることもあって、サーバマシンへのインストールとすることにしました。
最初に躓いた箇所は、rubyのインストールで、
上記記事の「rubyインストール」2.です。
$ rbenv install 1.9.3-p286
この記事を執筆した時点の安定バージョンは2.2.3らしいので、
$ rbenv install 2.2.3
とバージョンを置き換えて作業しました。上記コマンドを実行してインストールが始まったまでは良かったのですが、その途中で
ERROR: Ruby install aborted due to missing extensions
Try running `yum install -y readline-devel` to fetch missing dependencies.
というエラーが出たので、エラー文にもある
$ sudo yum install -y readline-devel
を実行すると解決します。この後もう一度
$ rbenv install 2.2.3
とすると、インストールが無事完了しました。
次の手順である3.については特に必要ありませんが、5.の
$ rbenv global 2.2.3
この手順は3を飛ばした場合でも必要です。
これをしないと、
$ ruby -v
rbenv: ruby: command not found
The `ruby' command exists in these Ruby versions:
2.2.3
となってしまい、その後の手順へ進めません。
最後に躓いたのは、Ruby on Rails インストールという項目の3.にある、アプリの作成後に実行するサーバ起動のコマンドを実行したときです。
以下のようなエラーとなりました。
`autodetect': Could not find a JavaScript runtime. See https://github.com/rails/execjs for a list of available runtimes.
こちらを参考にしました。追記部分にある、
$ yum install nodejs --enablerepo=epel
を実行し、再度サーバを起動すると無事起動することができました。但し、
$ rails server
ではサーバマシン以外の端末から確認することができません。そこで、
こちらの記事の「WEBrickを起動する」にある、
$ rails server -d -b 0.0.0.0
とすることで、他の端末からページを確認することができるようになりました。
次回からは「Ruby on Rails チュートリアル をやってみた その1 - IxD's blog」と題してRailsチュートリアルを第1章からやっていきます。